バリアフリー基本構想推進協議会の中で、視覚障害者から、区役所の階段について危険であるとの指摘がされています。議事録(2013年7月23日)によると「区役所の階段、正面の1階~2階をつなぐ階段は、段鼻(だんばな)に色が付いておらず、手すりも最後の2~3段部分が外へ曲がっており、危険である」。このような指摘をされながら、11ヶ月たった現在も改善されていません。早急に改善すべきです。また、区議会棟の2階から1階ロビーへの階段手すりも短いうえに、連続性がありません。視覚障害者や高齢者の意見も聴き、すべての施設の手すりを点検し、議会に報告するとともに改修することを求めます。 (14 2定 風見議員)
施設使用料の改定の検討をすすめた「行政改革推進委員会」は、「施設利用改善部会」を設置し、2013(平成25)年度の検討事項として「施設利用料の減免」―内容としては、平成26年度以降の減免の取り扱い方法...①減免対象団体及び割合、②減免対象団体の管理方法―となっており、区外の障害者の扱いなど検討項目になっていません。 施設利用改善部会で、区外の障害者の方を「有料にするため」どんな議論がされたのか、会議録を請求したら「作成していない」とのこと。区の会議は会議録の作成が当然で、作成しないことがあってはなりません。どんな会議でも会議録は作成すべきです。 (14 2定 風見議員)
心のバリアフリーが盛んに言われますが、全庁的に徹底されているとは思えません。 いきいきプラザ神明、虎ノ門、青山、港南のトレーニングルームや体育館、アクアルームは、区内在住の65歳以上の方と障害者の方は無料で利用できます。ところが「ゆとりーむ」のパンフレットには「65歳以上」の記載がありますが、「障害者」の記載がありません。神明と虎ノ門のパンフレットは出来たばかりですが、「ゆとりーむ」と同様です。青山いきいきプラザのパンフには、「65歳以上も障害者」も記載がありません。私の指摘を受け、すぐ改善を図ったようですが、二度とこのようなことがないよう、全庁に徹底することを求めます。 (14 2定 風見議員)
児童の読書教育・学習資料の活用に役立つ図書館教育資料「としょかんへいこう」が2012年度に全児童に配布されましたが、現在は学校で印刷製本するか購入する場合は保護者負担となっているため、1クラスに1冊になっているところもあります。公費負担で全児童に渡るようにすべきです。 (14 2定 沖島議員)
区民の教育と文化の発展に寄与するため、港区には、6図書館と1分室が設置されています。 図書館の開館時間は、平日が午前9時から午後8時まで、土曜日、日曜日、祝日は午前9時から午後5時までとなっています。区立図書館の来館者を対象に、2月24日から3月9日まで行ったアンケート調査では、全体で1,407件回収され、中でも図書館の開館時間の延長を望む声が自由意見で143件と多数寄せられています。他区では、土曜日の開館時間は、午後8時以降が大半で、港区の午後5時まではあまりにも早い時間です。区民の要望に応え、当面、土曜日の開館時間の延長を図るべきです。答弁を求めます。その際には、職員を増員して、体制をとるべきです。
保育園や幼稚園を利用する子どもは、必要とするサービスによって、1号(3才以上の子ども)・2号(3才以上の保育を必要とする子ども)・3号(3才未満の保育を必要とする子ども)の認定を受けなければなりません。保護者からの認定申請を受け、市町村は、保育の必要量を決めます。現行制度では「保育に欠ける要件」を認定すれば良かったわけですが、新制度では、教育・保育の必要量について、「教育標準時間・4時間(1日)」「保育標準時間・11時間(1日)」「保育短時間・8時間(1日)の3区分とし、一日あたりの時間を基礎に月単位で保育時間の上限を決めます。保護者にとっては月の上限時間の範囲内で、自分の就労状況に合わせて利用を決めることになります。認定された時間を超過すればその分は自己負担となります。保護者の実態にあった保育量の認定とすべきです。 (14 2定 風見議員)
厚労省から新制度における保育料の考え方が示されました。利用料の上限はほぼ現行水準に据え置く考えですが、新制度によって保育料の負担増があってはなりません。消費税が上がる、保育料が上がるという2重の負担増は許されません。現行の保育料も国の徴収基準額は8階層ですが、区はさらに細かく所得に応じて26階層に分けています。新たな保育料の算定にあたっては、現行保育料を引き下げること。負担階層を細分化し、負担増にならないようにすべきです。 ( 14 2定 風見議員 )